下取がいいのか買取がいいのか

査定に関する基本的知識

査定とはお客様の車に関して、中古車相場を基に車の状態を見て適正に金額を付けるということです。
とはいうものの、現実的には適正に金額がついているかどうかを判断をすることができませんよね。
人によっては買いたたきみたいに安く金額を出す人もいます。
ではどのようにして査定を行っているのでしょうか。

最低の方法としては2種類存在します。
・傷や凹み、修復歴を基に金額を付ける「加減点方式」
・オートオークション相場を基に金額を付ける「AA方式」
この2種類が存在します。
ディーラー系では両方を加味した結果で金額を付けます。
買取業者系ではAA方式を中心として金額を付けます。

もちろん車を見て判断をしますが、AA方式のほうが金額はつきやすいと言えます。
加減点方式はベースの金額から加減点をしていくので金額はつきにくいです。
このことを踏まえて次の説明をしていきます。

下取よりも買取がいい

下取よりも買取がいいとはよく話を聞きますが、実際にはその限りではありません。
下取も買取も基本的にはやっていることは変わりません。
査定をして金額を出すだけなのですから。
ではなぜそのような話が出てくるのでしょうか。
買取業者の場合にはAA方式を採用しているので少しでも金額が高く出すことができます。
また、海外とのコネクションを持っているので少しでも高く出すことができます。
このことにより、買取のほうが高く金額が出せるということが言えます。
ただし、これは一部の車に限っての話です。
人気モデル（スポーツカー、ワンボックスなど）、ディーゼル車、車高の高いモデルなどなど、年式や距離にも左右されないものがとても値段が付くと言っていいです。
これが理由に買取が高いと言われています。
先述した通り、買取査定を行ってから下取査定をして交渉に臨むのがいいと思います。